
5月9日、サン・セバスティアン・サリトリージョ市エル・ロサリオ地区でエル・ロサリオ地区初等学校整備拡充計画の竣工式が開催されました。本計画は草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて総額103,584米ドルを供与し、2つの新しい恒久教室、校長室、貯水タンク及び境界柵の建設や、老朽化した教室の改修を行うというものでした。
これまで同校では、6年生までしか生徒を受け入れることができず、そのため7年生から9年生(日本の中学生に相当)は、4km離れた学校に通わなければなりませんでしたが、遠く離れた学校に歩いて通うには治安の問題があり、中学校への進学を諦める家庭がほとんどでした。
本計画の完成で、地域の子供たちの基礎教育への参加機会が増えることが期待されます。
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カティア・マルベル・コントレラス・ウルタドさん(8年生)
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